アドビに引き止められました

 アドビ(Adobe)というのは、画像編集のアプリ、フォトショップ(Photoshop)で有名な会社の名前です。ぼくは、このアドビのアプリ(ソフトウェア)を、会社員時代から数えると、少なくとも25年以上使ってきました。フォトショップのほかにはイラスト作成のイラストレーター(Illustrator)、ページ作成・編集のインデザイン(InDesign)、ホームページ作成・編集のドリームウィーバー(Dreamweaver)など、たくさんのソフトを使ってきました。同様の他のソフトに比べて慣れているということもありますし、業界標準とも言える、これらのソフトを使っているお客様のサポートで対応することも少なくありません。

 ぼくはパソコン教室の仕事でも使うことがありますし、お客様の対応もあるので、当然のように、コンプリート(完全)という、すべてのアドビ製品を使える契約をしてきたわけです。

 でも気がつくと、徐々にアドビ製品の使用率は下がりつつありました。代替アプリと呼ばれるものも優秀なものが多くなり、最近はよく使うようになりました。

 画像編集アプリに関しては、以前のようにフォトショップのファイルでやり取りする機会も少なく、JPEG(ジェイペグ)やTIFF(ティフ)で間に合います。画像の質そのものが向上しているので、面倒な修正もだんだんと必要なくなりつつあります。

 なので、プランを解約しようとしたところ、返金込みの60日間延長できるプラン変更が表示されたので、そちらに申し込みました。いわゆる「延命」です。60日間が終わって、解約しなければ、またサブスクリプションが同じ額で継続します。もうしばらく使えるのなら、使ってみよう。という選択です。このプランが表示されたときに、若干安いサービス価格(特別提供価格)で1年間延長というプランも表示されました。あの手この手ですね。