この度AIブームの火付け役になったChatGPTが、ついにブラウザーになりました。・・・と聞いても、「それってどういうこと?」と思う方が多いかもしれません。正直、ぼくも最初は「はてな?」でした。
つまり今後は、Edge(エッジ)やChrome(クローム)など他のブラウザーからChatGPTを使うのではなく、ChatGPT自体がブラウザーとして動作するということのようです。わざわざChatGPTを呼び出さなくても、インターネットを見ながら常にChatGPTがそばにいて情報を得られるーそんな仕組みになっています。
この新しいブラウザーの名前は「Atlas(アトラス)」。現時点ではMac版のみがダウンロード可能です。さっそくMac mini (M2)とMacBook Air (M1)にインストールして使ってみました。

たとえば、これは今日のヤフージャパンの記事です。
「ロシア、平和条約締結方針歓迎 高市首相の所信表明」という記事を読みながら、ぼくはChatGPTにこう質問してみました。
>「このロシア側の発言の裏には何が隠されているのでしょうか。」
するとChatGPTは、
>「この“歓迎”発言の裏には、いくつかの政治的・戦略的な意図が隠されていると考えられます。」
と答えました。
その内容についてはここでは省略しますが、記事の背景を理解できるような具体的でわかりやすい説明が返ってきました。
ChatGPTについては、「もっともらしく嘘をつく」「100%信用できない」という評価を持っている人も少なくありません。ぼく自身も、最初に使ったころはがっかりした経験があります。
けれどもその後、さまざまなAIエージェントが登場し、ChatGPTも学習を重ねて当時とは比べものにならないくらいほど精度が上がっていると感じます。
最近では、Yahoo! JAPANやGoogleの検索するよりも、AIに直接質問する形で調べることが増えました。
それなら、ブラウザーから直接AIにつながるほうがシンプルで使いやすいーそう感じます。
今後さらに使ってみて、気づいたことや感じたことがあれば、また記事にしてみようと思います。