ぼくが外出先など携帯用として仕事に使っているキーボードは、ロジクールのMX Keys mini(下写真上のピンク色のキーボード)です。今回、このMX Keys miniによく似たキーボードKeychron B1 Pro(下写真下の黒いキーボード)を試しに購入してみました。
まず見た目で「いいデザインだな」と感じたのは、かな刻印がないところです。黒を選んだこともあり、全体的にとてもすっきりした印象です。重さを量ってみると、MX Keys miniは約500グラム、B1 Proは約400グラム。およそ100グラム(約20%)も軽量です。
どちらもバッテリー内臓の充電式キーボードですが、駆動時間はやや異なります。MX Keys miniはバックライトをオフにした状態で約5ヶ月(150日)ほど、B1 Proはバックライトなしで最大約 1,200 時間=約8ヶ月(1日5時間使用想定)とのこと。使用状況によって変わりますが、どちらも長時間安心して使えるのはうれしい点です。

キートップをよく見ると、B1 Proには丸いくぼみがあります。後発モデルということもあり、MX Keys miniを意識して設計されているのは間違いないでしょう。Bluetoothで3台まで切り替えて使える点も共通です。
一方で、B1 Proはキーのカスタマイズ性が高いのが特徴です。MX Keys miniは、Wi-Fi接続や有線接続はできませんが、B1 Proはそれらにも対応しており、その点では優れています。
価格を比較すると、MX Keys miniは現在Amazonのスマイルセールで13,480円(通常は18,000円前後)、B1 Proは6,930円ほど。ざっくり半額です。その価格差は、質感やキータッチに現れていると感じました。
キー配列にも違いがあります。MX Keys miniは左下にFnキーがありますが、B1 Proでは右下にFnキーがあり、その分右のコマンドキーが省かれています。また、MX Keys miniではF1〜F3キーにBluetoothの機器切り替えが割り当てられていますが、B1 Proでは、Fn+数字キー(1〜3)で切り替える方式です。
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MX Keys miniの場合、誤って切り替えボタンを押してしまうことがありましたが、B1 Proではそれは防げそうです。反面、Fnキーを同時に押す必要があるため、少し手間に感じる場面もあるかもしれません。
ぼくは普段MX Keys miniを使っているので、同じようにF1〜F3キーでBluetooth切り替えができるようカスタマイズしてみました。設定の結果、F1〜F3でも切り替えが可能になりました。元のFn+1〜3もそのまま使えます。
ちなみにF1にはMac mini、F2にはMacBook Air、F3にはiPhone 15 Plusを割り当てています。意外にも、B1 ProのほうがBluetoothの認識速度が速く、使いやすい印象です。
軽くて持ち運びもしやすく、カスタマイズもできる。価格を考えると、B1 Proはとても満足度の高いキーボードだと思います。

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